「奈良工芸の粋」展は、奈良県の伝統工芸品を広めるために毎年進化を続けています。
今年は「まほろば」をテーマに、作家の新作を集めたオンラインショップを1ヶ月限定でオープンします。
奈良の美しさを表現する作品を、この機会にぜひご覧ください。
漆芸 岸本圭司 蒔絵ブローチ カワセミ
¥66,000
6㎝×7㎝ 蒔絵で彩ったカワセミのブローチ。 色鮮やかなアワビ貝を使い、カワセミの羽根の色を表現しました。 太陽光によって複雑に輝き、つけた人の動きに応じて光を放ちます。 岸本氏の工房前の川で、かわいらしい姿を見せてくれるカワセミ。 野鳥をモチーフにすることの多い岸本氏ならではの作品です。 ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 【作家紹介】 奈良漆器の作家のなかで、岸本氏の経歴は少し変わっている。高校から漆芸を学び、卒業後は輪島で漆技法を学んだ。きらびやかな螺鈿(らでん)に特徴をもつ奈良漆器に対して、輪島は、蒔絵(まきえ)や平文などの装飾技法で広く知られる。 長く輪島の漆器を探求してきた岸本氏が、螺鈿を始めたのが約20年前。「それまでは、白の装飾には卵の殻を使っていましたが、貝を使うようになって、奈良漆器の技法の面白みがわかってきました」と岸本氏は話す。 輪島と奈良のクロスオーバーする地点で、岸本氏がこだわるのが「空間」。「花を描くにしても、花自体の美しさよりは周囲と花とがつくる空間を描きたい。だから、キリッとした花ではなく、風にそよいでいる花、少し不完全で色気を感じさせるような花の瞬間をとらえたい」。作品全体の構成にしても「螺鈿や蒔絵で描く図と背景となる漆の地とのバランスは何より大切にしています。漆の黒は作品のなかで特に重要な要素のひとつです」。多様な技法を駆使しながらも、岸本氏は、見かけの派手さより、ひっそりと落ち着いた輝きを放つ作品づくりを目指している。
陶芸 大塩ほさな 春風
¥44,000
12.0cm×5.4mm ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 作家コメント 桜をイメージしたピンク色の釉薬に、レースのような花柄の模様を白で描きました。絵の模様は1つ1つ手書きで、すべて違った柄になっています。 【作家紹介】 高校の美術科では油絵を、大学では彫金を専攻した。様々な素材にふれて物を作る日々を経て、卒業後は京都府立陶工高等技術専門校図案科で絵付の道に進んだ。学校では線の描き方からから学んだ。たて線から始まり、小紋や柄など、どんどん描けるようになっていくのが楽しく、自分に向いていると思った。卒業後は京都府立産業技術研究所の伝統工芸技術後継者育成研修陶磁器コースで釉薬をメインに習い、その後奈良伝統工芸後継者育成研修を修了した。大学卒業後に決めた陶芸の進路。ずっと続けていきたいと語る。父も妹も陶芸家。自分は絵付、妹は彫、父は釉薬が得意。制作アイデアを相談できるのがありがたい。 自分らしさは細い線と幾何学文様。オリエンタルなデザインを得意とする。伝統的な赤膚焼に、自分の学んだことをいかして新しい赤膚焼を創造できたら、と夢を描く。
ガラス 武次聡子 奈良景 十二角皿 ワオキツネザルと阿修羅
¥7,700
口径15.0cm×高さ1.5cm ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 作家コメント シルクロードを渡ってきた宝物のように、お寺や塔も動物の背に乗って世界を旅するストーリーを形にしました。 【作家紹介】 小さいころからキラキラしたものが好きで、小学校の卒業時には将来の夢を「ガラス職人」と書いていた。多摩美術大学でガラスを専攻。就職を意識し始めた3回生の頃、全国の働いてみたいガラス工房を8か所選び、友人3人で東京を起点に、車で東に西に巡った。その最後に訪問した所が、奈良ガラス工房であった。ここにひかれたポイントは、建築に携わる仕事をしていて電気炉があり、なおかつ吹きガラスの溶解炉があること。そして訪問して初めて代表の新倉晴比古氏が多摩美の先輩だと知ったというサプライズも。 卒業と同時に奈良ガラス工房に入り、当面の仕事は雑務から。何度かくじけそうになりながらも持ち前の明るさで乗り切り、吹きガラスのスタッフに。現在は吹きの毎日だ。自分の作品を手に取ってくれた人が「これだったのよ、これ探してたのよ」と言ってくれて、実際に使ってもらえることが最大の喜びと語る。
陶芸 山中辰次 青瓷白ぼかし花入
¥121,000
口径12.2×H19.8 ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 作家コメント 私の仕事場から東に見える、緑深い青垣山の山々に湿気の多い日、白いもやが立ちこめます。青と白の境い目がよく分からない所が、この作品の見せ場です。 山中氏は、役所勤めからの転職という異色の経歴をもっている。故郷の天理市に約20年間奉職した。とはいえ、高校の頃からガラスに興味があって、役所に勤め始めた頃には「いつかは工芸で身を立てたい」とひそかに強い思いを抱いていた。 転機は23歳のとき。天理市の陶芸教室の1期生となり、初めて土に触れる。「ガラスがやりたかったのですが、教室がなかったので、陶芸を選びました」 10年近く陶器に携わっていたが、どうしても磁器をやりたくて転向。「陶器は先生に習いましたが、磁器は独学です。手引書を探しても当時はそんなものはなく、試行錯誤の毎日でした」。そんな中で日本伝統工芸展に入選。「これを機に磁器仲間が増えて、恥も外聞もなく、磁器づくりのノウハウを聞きまくりました」。当時を振り返りこのときの体験がとても貴重だったという。やがて役所も辞めて、作家活動に専念する。 山中氏がつくる青磁や白磁は「昔の中国でいう玉、私にとっては宝石のようなもの。作品を通じて、日常の中でキラッと光る非日常性を感じてもらえれば」と話す。宝石のように明るい磁器、それが山中作品である。
ガラス 武次聡子 奈良絵 豆皿箸置き 鷹匠
¥2,200
SOLD OUT
口径6.0cm×高さ0.8cm ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 【作家紹介】 小さいころからキラキラしたものが好きで、小学校の卒業時には将来の夢を「ガラス職人」と書いていた。多摩美術大学でガラスを専攻。就職を意識し始めた3回生の頃、全国の働いてみたいガラス工房を8か所選び、友人3人で東京を起点に、車で東に西に巡った。その最後に訪問した所が、奈良ガラス工房であった。ここにひかれたポイントは、建築に携わる仕事をしていて電気炉があり、なおかつ吹きガラスの溶解炉があること。そして訪問して初めて代表の新倉晴比古氏が多摩美の先輩だと知ったというサプライズも。 卒業と同時に奈良ガラス工房に入り、当面の仕事は雑務から。何度かくじけそうになりながらも持ち前の明るさで乗り切り、吹きガラスのスタッフに。現在は吹きの毎日だ。自分の作品を手に取ってくれた人が「これだったのよ、これ探してたのよ」と言ってくれて、実際に使ってもらえることが最大の喜びと語る。
陶芸 豊住和廣 黒泥線刻銀彩酒盃「あすかの宙」ぐい吞み
¥16,500
口径6.5×高5.5cm ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 作家コメント 飛鳥時代、奈良時代の「時」への想いを土に込め、手びねりで表現しました。 【作家紹介】 豊住和廣氏は若いころから器が好きで、大阪芸術大学を卒業後、ヨーロッパに渡った。国立パリ工芸美術大学での留学期間を含めて5年間フランスに滞在し、研究に励んだ。佐保窯を開いて独立したのは1977年である。 ここ十数年ほど「天平の華」シリーズの制作に携わってきた。このシリーズは、生まれ育った地である古都・奈良の地で、はるか奈良時代に花開いた古(いにしえ)をイメージし、天平の「時」への思いを土に込め、形と彩り、そして肌合いを、発掘されたような質感で表現したという。 今、新たに飛鳥時代をテーマに「あすかの宙」シリーズを発表。これから時代をさらにさかのぼり縄文、弥生時代をもテーマとしていきたいと展望している。 ちなみに、豊住氏はろくろを使わず、土を手ひねりで作品を制作している。数々の個展開催や作品展受賞の実績のうえに「新しい奈良」の創作活動が期待される。
ガラス 川北成彦 瑠璃輪文様杯
¥22,000
SOLD OUT
口径6.5cm×高さ8.5cm ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 作家コメント 1300年の時を超えて残る瑠璃杯への憧憬を込め、今も変わらずあり続けるガラスや技法と共にありたいと願っています。 【作家紹介】 川北成彦氏は教師志望だったが、人を育てるより自分でじっくりと楽しむ仕事がしたいと、職人になることを決めた。 吹きガラスは、現代的なジャンルの工芸である。 「吹きガラスは、ちゃんと扱わないと、ちゃんと応えてくれません。吹いているその一瞬、ガラスに生命を吹き込むのです。すると、ガラスは作家の意図を受け取って、このような形になりたいというかのように形になっていくのです」。 1990年代から、奈良市展を主な舞台に、受賞実績を積み重ねてきた。 「ガラスそのものは、正倉院にも所蔵されており、その意味では奈良の歴史の流れの中に位置づけられると思います。またこれまで、個人としてガラスの制作に携わってこられた方はおられます。ただ、現代の私たちが制作している吹きガラスは、制作にせよ販売にせよ、ここ30年ほどの間にそのスタイルを確立しました。けれども、その歴史の中で形あるものとして残していくのが作家の仕事であり、これからも頑張っていきたいです」。
木工 今池七重 月と太陽
¥24,200
300×300×25 ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 作家コメント 「大和の国のまほろば…」と詠んだ倭建命の話を聞いて、光と影のあるもの悲しさを感じたので、それを月と太陽で表現しました。 【作家紹介】 福岡生まれ。大学で初めて京都に。インテリアプランナーを目指し、家政学部生活造形学科で学んだ。岐阜県であった大学生対象の建築系ワークショップに参加し、ものづくりにひかれて飛騨高山の家具メーカーで製造職についた。4年勤務し、工場のライン作業よりデザインから完成まで全部自分の手でしたいと思うようになった。今度は宮崎県の指物工房矢澤に弟子入りし勉強した。その後、友人もいて住みやすそうで、伝統工芸息づく風土から刺激を得られると思い、奈良に移住。「七木」を開房した。福岡、京都、高山、宮崎、奈良。求めることに一途な芯の強さと、物腰の柔和さの同居は作品からも見て取れる。 使い込むほどに味わいが出てくる無垢の木。優しさと温もりを伝えながら、木の個性を生かした形や曲線を意識してデザイン・制作をする。そこに在ることで、ほっとしたり嬉しい気持ちになったり。自分の生み出すものが、暮らしの普段になるような存在であってほしいと願い、今日も制作に励んでいる。
陶芸 豊住和廣 粉泥古彩器「天平の華」
¥55,000
口径9×高19.5cm ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 作家コメント 飛鳥時代、奈良時代の「時」への想いを土に込め、手びねりで表現しました。 【作家紹介】 豊住和廣氏は若いころから器が好きで、大阪芸術大学を卒業後、ヨーロッパに渡った。国立パリ工芸美術大学での留学期間を含めて5年間フランスに滞在し、研究に励んだ。佐保窯を開いて独立したのは1977年である。 ここ十数年ほど「天平の華」シリーズの制作に携わってきた。このシリーズは、生まれ育った地である古都・奈良の地で、はるか奈良時代に花開いた古(いにしえ)をイメージし、天平の「時」への思いを土に込め、形と彩り、そして肌合いを、発掘されたような質感で表現したという。 今、新たに飛鳥時代をテーマに「あすかの宙」シリーズを発表。これから時代をさらにさかのぼり縄文、弥生時代をもテーマとしていきたいと展望している。 ちなみに、豊住氏はろくろを使わず、土を手ひねりで作品を制作している。数々の個展開催や作品展受賞の実績のうえに「新しい奈良」の創作活動が期待される。
陶芸 山本義博 緑釉装飾文茶碗
¥60,000
奈良の若草を思わせる緑の釉薬と、正倉院宝物の瑠璃杯の意匠が特徴のお茶碗です。 12.5×12.5×8.5 ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 作家コメント "正倉院の瑠璃の盃や、瑠璃の碗をイメージして茶碗を制作しました。三彩の水指と合わせれは遠くシルクロードを想います。 【作家紹介】 学生時代はグラフィックを専攻し、広告の仕事に7年ついた。日々消費されるコマーシャリズムの世界にいると、ふと自分は世に何を残せるのか、このままでいいのか疑問がわいた。その時、土鈴作家であった父の仕事の良さが見えた。29歳で滴翠美術館付属陶芸研究所専攻科に入所し、卒業後、明日香窯を継承した。 山本氏の作品に、土物に紅柄で文様を描いた銹絵(さびえ)がある。光琳から脈々と続いている琳派のモチーフをちりばめた作品は、たおやかな世界観だ。 影響を受けたのは明治から昭和にかけて京都で活躍した神坂雪佳(かみさか・せっか)。絵師であり、陶芸・漆・襖(ふすま)絵・屏風(びょうぶ)など人の暮らしを彩るあらゆる分野に足跡を残した彼は、近代琳派を確立したといわれる。 山本氏は現代の琳派を陶芸分野で目指し、日本人好みのモチーフをデザイン化して取り入れ、多くの雅でレトロモダンな作品を生み出している。
陶芸 大塩ほさな Flower Lace
¥44,000
12.3cm×5.2cm ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 作家コメント 桜をイメージしたピンク色の釉薬に、レースのような花柄の模様を白で描きました。絵の模様は1つ1つ手書きで、すべて違った柄になっています。
ガラス 髙橋直樹 八咫烏
¥80,000
25×25×30cm ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 作家コメント 吹きガラス・ランプにしています。 【作家紹介】 東京生まれの理工学部出身。学生時代よりガラス工芸の面白さに魅かれ、卒業後の職業としてガラス工場の就職を目指した。新宿に朝日カルチャーセンターの教室があり、そこで矢野担氏に師事した。矢野氏に希望を相談したところ、業界つながりで当時桜井市に工場があった岩津硝子に就職が決まり、その縁以降、奈良県民である。 同社時代に代表作「卵と殻」が第2回ハンズコンテストデザイン賞受賞。このままガラス職人の道を究めたいと思っていたが、オイルショック後の経済状況により会社の経営が悪化し、勤続10年を機に作家として独立した。 現在は明日香村で「明日香むらの吹きガラス」と名付けた工房で作品制作に向き合う。美しくも優しい作品は、笑みがこぼれる上質のユーモアも含み見る者を魅了する。
染織 森本恭子 八つの円
¥200,000
210cm×38cm ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 作家コメント 白い背景に、白い幾何学的な形の円を8つ並べるといったシンプルな構成のタペストリーです。糸は、木綿・絹・ウールを用い、平織りの技法で織っています。 白一色の画面から、すがすがしさと、豊かな広がりを感じていただけたら嬉しいです。 【作家紹介】 工芸の部門の染織のジャンルは、人間を取り巻く建築空間から、人の皮膚に一番身近な身体に纏う布のようなものまであって、それぞれに大切な機能を持っている。植物繊維や科学繊維で作られる様々な糸、また色を施す染料にも植物染料から化学染料まで、古代から人間の創意工夫でもって開発されて来た。そこには美しさも要求される。自由に色々発想し、創造出来る壮大な世界だと森本恭子氏は考える。 森本氏は京都市立芸術大学で6年間、染色と織物を学んだ。同学で佐野猛夫、三浦景生、来野月乙、八木敏子各氏に師事し、創作の厳しさと喜びを指導され、そこで学んだ事が後の作品作りの精神の基本となっている。以来、専門として綴れ織でタペストリーを創作することを選択し今に至っている。 アメリカで2年、フランスで2年暮らし、その後世界のあちこちを旅する機会を得て、色々見聞を深め、多くの人達との交流を得た。学生時代から今まで森本氏の創作の基本的テーマは一貫して「人」である。体力と知力が許す限りこの仕事を続けたいと語る。
錫 新井良子 蓋置 霞立つ
¥22,000
口径5cm×h5cm ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 作家コメント 茶席の中で、錫の重厚感のある輝きで存在感を出せればと思い制作しました。 遠く離れて初めて気づく温もり。幾多の試練を越えた先に見えてくる原風景。 悠久の時間のうねりを青垣のうるわしき景色に寄せました。 【作家紹介】 子どものころから「職人」という言葉の響きが好きだった。敬愛する父が地元でプレス職人だったからか、単に言葉にひかれたのか定かではない。しかし確かに現在の新井氏は職人である。大阪芸術大学付属大阪美術専門学校でCADを学び就職したが、OL的な雰囲気に馴染めず退社。様々な職を巡った時、ふとしたきっかけで大阪市の事業「職人体験隊」で錫の伝統工芸の会社に2週間職人体験する機会に恵まれた。その後同社で働くことに。紆余曲折の末、父と同じ職人の道。つくづく近いと笑うが、運命は決まっていたのだろう。 退社後、アトリエカンタとして東大阪に工房を開き、錫器を通して日本文化の素晴らしさを表現する。のみならず漆や木工作品の金具としてのコラボも積極的に行う。奈良の作家・企業とも縁が深い。錫は遣唐使が初めて日本に持ち帰ったとされる。こんなところも奈良との縁を感じる所以である。
ガラス 武次聡子 奈良景 十二角皿 カバと大仏
¥7,700
口径15.0cm×高さ1.5cm ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 作家コメント シルクロードを渡ってきた宝物のように、お寺や塔も動物の背に乗って世界を旅するストーリーを形にしました。 作家紹介 小さいころからキラキラしたものが好きで、小学校の卒業時には将来の夢を「ガラス職人」と書いていた。多摩美術大学でガラスを専攻。就職を意識し始めた3回生の頃、全国の働いてみたいガラス工房を8か所選び、友人3人で東京を起点に、車で東に西に巡った。その最後に訪問した所が、奈良ガラス工房であった。ここにひかれたポイントは、建築に携わる仕事をしていて電気炉があり、なおかつ吹きガラスの溶解炉があること。そして訪問して初めて代表の新倉晴比古氏が多摩美の先輩だと知ったというサプライズも。 卒業と同時に奈良ガラス工房に入り、当面の仕事は雑務から。何度かくじけそうになりながらも持ち前の明るさで乗り切り、吹きガラスのスタッフに。現在は吹きの毎日だ。自分の作品を手に取ってくれた人が「これだったのよ、これ探してたのよ」と言ってくれて、実際に使ってもらえることが最大の喜びと語る。
陶芸 豊住和廣 黒泥印花文器「あすかの宙」
¥71,500
縦10.7×横25.2×高12cm ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 作家コメント 飛鳥時代、奈良時代の「時」への想いを土に込め、手びねりで表現しました。 【作家紹介】 豊住和廣氏は若いころから器が好きで、大阪芸術大学を卒業後、ヨーロッパに渡った。国立パリ工芸美術大学での留学期間を含めて5年間フランスに滞在し、研究に励んだ。佐保窯を開いて独立したのは1977年である。 ここ十数年ほど「天平の華」シリーズの制作に携わってきた。このシリーズは、生まれ育った地である古都・奈良の地で、はるか奈良時代に花開いた古(いにしえ)をイメージし、天平の「時」への思いを土に込め、形と彩り、そして肌合いを、発掘されたような質感で表現したという。 今、新たに飛鳥時代をテーマに「あすかの宙」シリーズを発表。これから時代をさらにさかのぼり縄文、弥生時代をもテーマとしていきたいと展望している。 ちなみに、豊住氏はろくろを使わず、土を手ひねりで作品を制作している。数々の個展開催や作品展受賞の実績のうえに「新しい奈良」の創作活動が期待される。
※受注生産 ガラス 川北成彦 瑠璃輪文様杯(M)
¥44,000
正倉院宝物の「瑠璃杯」から着想を得た酒杯です。 瑠璃杯と同じ青色が目を引き、古をおもわせます。 ※瑠璃輪文様杯Sとは、サイズは同じですが側面にある輪の数が異なります。 口径6.5cm×高さ8.5cm ※この作品は受注生産です。制作に二週間以上かかります。 後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 作家コメント 1300年の時を超えて残る瑠璃杯への憧憬を込め、今も変わらずあり続けるガラスや技法と共にありたいと願っています。 作家コメント 1300年の時を超えて残る瑠璃杯への憧憬を込め、今も変わらずあり続けるガラスや技法と共にありたいと願っています。 【作家紹介】 川北成彦氏は教師志望だったが、人を育てるより自分でじっくりと楽しむ仕事がしたいと、職人になることを決めた。 吹きガラスは、現代的なジャンルの工芸である。 「吹きガラスは、ちゃんと扱わないと、ちゃんと応えてくれません。吹いているその一瞬、ガラスに生命を吹き込むのです。すると、ガラスは作家の意図を受け取って、このような形になりたいというかのように形になっていくのです」。 1990年代から、奈良市展を主な舞台に、受賞実績を積み重ねてきた。 「ガラスそのものは、正倉院にも所蔵されており、その意味では奈良の歴史の流れの中に位置づけられると思います。またこれまで、個人としてガラスの制作に携わってこられた方はおられます。ただ、現代の私たちが制作している吹きガラスは、制作にせよ販売にせよ、ここ30年ほどの間にそのスタイルを確立しました。けれども、その歴史の中で形あるものとして残していくのが作家の仕事であり、これからも頑張っていきたいです」。
ガラス 武次聡子 奈良景 十二角皿 オニオオハシと阿修羅
¥7,700
口径15.0cm×高さ1.5cm ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 作家コメント シルクロードを渡ってきた宝物のように、お寺や塔も動物の背に乗って世界を旅するストーリーを形にしました。 【作家紹介】 小さいころからキラキラしたものが好きで、小学校の卒業時には将来の夢を「ガラス職人」と書いていた。多摩美術大学でガラスを専攻。就職を意識し始めた3回生の頃、全国の働いてみたいガラス工房を8か所選び、友人3人で東京を起点に、車で東に西に巡った。その最後に訪問した所が、奈良ガラス工房であった。ここにひかれたポイントは、建築に携わる仕事をしていて電気炉があり、なおかつ吹きガラスの溶解炉があること。そして訪問して初めて代表の新倉晴比古氏が多摩美の先輩だと知ったというサプライズも。 卒業と同時に奈良ガラス工房に入り、当面の仕事は雑務から。何度かくじけそうになりながらも持ち前の明るさで乗り切り、吹きガラスのスタッフに。現在は吹きの毎日だ。自分の作品を手に取ってくれた人が「これだったのよ、これ探してたのよ」と言ってくれて、実際に使ってもらえることが最大の喜びと語る。
陶芸 山中辰次 青瓷白ぼかし紫陽花 文花器
¥143,000
口径14.5×H21.9 ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 作家コメント 私の仕事場から東に見える、緑深い青垣山の山々に湿気の多い日、白いもやが立ちこめます。青と白の境い目がよく分からない所が、この作品の見せ場です。 山中氏は、役所勤めからの転職という異色の経歴をもっている。故郷の天理市に約20年間奉職した。とはいえ、高校の頃からガラスに興味があって、役所に勤め始めた頃には「いつかは工芸で身を立てたい」とひそかに強い思いを抱いていた。 転機は23歳のとき。天理市の陶芸教室の1期生となり、初めて土に触れる。「ガラスがやりたかったのですが、教室がなかったので、陶芸を選びました」 【作家紹介】 10年近く陶器に携わっていたが、どうしても磁器をやりたくて転向。「陶器は先生に習いましたが、磁器は独学です。手引書を探しても当時はそんなものはなく、試行錯誤の毎日でした」。そんな中で日本伝統工芸展に入選。「これを機に磁器仲間が増えて、恥も外聞もなく、磁器づくりのノウハウを聞きまくりました」。当時を振り返りこのときの体験がとても貴重だったという。やがて役所も辞めて、作家活動に専念する。 山中氏がつくる青磁や白磁は「昔の中国でいう玉、私にとっては宝石のようなもの。作品を通じて、日常の中でキラッと光る非日常性を感じてもらえれば」と話す。宝石のように明るい磁器、それが山中作品である。
面皮細工 花井慶子 ランプ まほろば
¥33,000
SOLD OUT
杉を年輪に沿って薄くスライスした「面皮細工」の手法で作られたランプです。 自然の木の温かみがあります。
陶芸 豊住和廣 粉泥古彩幾何文酒盃「天平の華」 ぐい吞み
¥16,500
柔らかな色使いが素敵なぐい吞みです。ころんとしたフォルムも特徴です。 口径6×5.2cm ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 作家コメント 飛鳥時代、奈良時代の「時」への想いを土に込め、手びねりで表現しました。 【作家紹介】 豊住和廣氏は若いころから器が好きで、大阪芸術大学を卒業後、ヨーロッパに渡った。国立パリ工芸美術大学での留学期間を含めて5年間フランスに滞在し、研究に励んだ。佐保窯を開いて独立したのは1977年である。 ここ十数年ほど「天平の華」シリーズの制作に携わってきた。このシリーズは、生まれ育った地である古都・奈良の地で、はるか奈良時代に花開いた古(いにしえ)をイメージし、天平の「時」への思いを土に込め、形と彩り、そして肌合いを、発掘されたような質感で表現したという。 今、新たに飛鳥時代をテーマに「あすかの宙」シリーズを発表。これから時代をさらにさかのぼり縄文、弥生時代をもテーマとしていきたいと展望している。 ちなみに、豊住氏はろくろを使わず、土を手ひねりで作品を制作している。数々の個展開催や作品展受賞の実績のうえに「新しい奈良」の創作活動が期待される。
陶芸 山中辰次 青瓷白ぼかし花入
¥143,000
口径14.5×H21.9 ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 作家コメント 私の仕事場から東に見える、緑深い青垣山の山々に湿気の多い日、白いもやが立ちこめます。青と白の境い目がよく分からない所が、この作品の見せ場です。 【作家紹介】 10年近く陶器に携わっていたが、どうしても磁器をやりたくて転向。「陶器は先生に習いましたが、磁器は独学です。手引書を探しても当時はそんなものはなく、試行錯誤の毎日でした」。そんな中で日本伝統工芸展に入選。「これを機に磁器仲間が増えて、恥も外聞もなく、磁器づくりのノウハウを聞きまくりました」。当時を振り返りこのときの体験がとても貴重だったという。やがて役所も辞めて、作家活動に専念する。 山中氏がつくる青磁や白磁は「昔の中国でいう玉、私にとっては宝石のようなもの。作品を通じて、日常の中でキラッと光る非日常性を感じてもらえれば」と話す。宝石のように明るい磁器、それが山中作品である。
ガラス 安田麻里 平城宮跡
¥15,000
平城宮跡が描かれたガラスの平皿です。 のどかであたたかな奈良の風景が手書きで表現されています。 24cm×24cm×1.5cmH ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 【作家紹介】 安田氏は京都市立芸術大学大学院の彫刻科卒業後、現代彫刻を続けるつもりで、食べていく仕事としてガラスを選んだという。しかしそのままガラスの世界の魅力を知り、立体造形をガラスで作るというようにシフトした。 最近では器などを作る際、表面に凸凹をつける作り方をしている。これはいつも綺麗になり過ぎるガラスの表面に陶器のような手触りを持たせるため。粘土で原型を作った時の手跡を残すため、原型をシリコンゴムに置き換え、石膏で型を取り、そこにガラス粉を詰めて焼成する。今までのフュージングの技法とパート・ドヴェールの技法を合わせている。 2024年5月、大阪での個展を前に脳出血を起こして左半身麻痺になった。そのため昨年の本展は不参加に。退院後は、作っておいたたくさんの石膏型に利き手でガラスを詰め制作を続けている。以前の絵付けの方法と共に、この凸凹シリーズも発展させていく。 作家コメント 鹿と横断歩道、平城宮跡と線路。昔と今を並べて時間の移ろいに思いをはせました。
漆芸 岸本圭司 螺鈿蒔絵ブローチ 笹百合
¥66,000
7㎝×5㎝ 花びらは螺鈿、蕊は蒔絵で彩ったササユリのブローチ。 太陽や光の下で輝きます。 材質が軽く、服の形をゆがめません。 ※この作品は後日作家から発送します。発送までにお時間をいただきますのでご留意ください。 【作家紹介】 奈良漆器の作家のなかで、岸本氏の経歴は少し変わっている。高校から漆芸を学び、卒業後は輪島で漆技法を学んだ。きらびやかな螺鈿(らでん)に特徴をもつ奈良漆器に対して、輪島は、蒔絵(まきえ)や平文などの装飾技法で広く知られる。 長く輪島の漆器を探求してきた岸本氏が、螺鈿を始めたのが約20年前。「それまでは、白の装飾には卵の殻を使っていましたが、貝を使うようになって、奈良漆器の技法の面白みがわかってきました」と岸本氏は話す。 輪島と奈良のクロスオーバーする地点で、岸本氏がこだわるのが「空間」。「花を描くにしても、花自体の美しさよりは周囲と花とがつくる空間を描きたい。だから、キリッとした花ではなく、風にそよいでいる花、少し不完全で色気を感じさせるような花の瞬間をとらえたい」。作品全体の構成にしても「螺鈿や蒔絵で描く図と背景となる漆の地とのバランスは何より大切にしています。漆の黒は作品のなかで特に重要な要素のひとつです」。多様な技法を駆使しながらも、岸本氏は、見かけの派手さより、ひっそりと落ち着いた輝きを放つ作品づくりを目指している。